創業50年以上の仏壇店と新しい仏壇店
実際に仏壇を買う時にはどちらで買うのが正解なのか
お仏壇選びにおいて非常に大切になってくるのがどこで買うかです。
これは仏壇店に限った話ではありませんが、何かを買う時、そのお店のスタッフが必ずしもその専門の人かどうかというのはわかりません。
仏壇店で働いているから、仏壇の事に詳しくて専門で仕事をし続けているというのは必ずしも当てはまるわけではありません。
電気屋などでも同じですよね。
人材難の現代だからこそかもしれませんが、エアコンやパソコンの事を聞いても自分より知識が少ない店員さんというのはやはり少なからず存在します。
だからこそ、大きな買い物になる仏壇仏具などはどこで買うかが大事になります。
その時、よく聞かれるのがやはり創業●●年といった老舗のところが良いのか、それとも今流行のネット専門でやった新興企業の方が良いのかという質問です。
一概にどちらが良いと一言では言えないが参考基準はある
いきなりこんな回答で申し訳ない限りですが、単純に老舗が良い、新しいところが良いといった事を結論付ける事はできません。
どちらにも良い面、悪い面というのがあります。
老舗でもダメダメなお店もあれば、良い店もありますし、新規店でも良い店もあれば悪い店もあります。
そのため、一概に言うことはできません。
ですが、当サイトでは初めてお仏壇を買う方向けのアドバイスという立ち位置で運営を行っていますので、1つの目安としておすすめの店選びをお教えします。
老舗や創業が古い仏壇店なら適応力を見る
日本人は伝統や老舗など、長く続くお店は安心感があると意識しがちです。
特に仏壇などは、はるか昔からあるものになるため、そういったイメージを抱きやすいかもしれません。
ですが、極端な話、仏壇や仏具の業界は斜陽産業とも言われています。
若い世代はあまり仏壇を買いませんし、どんどん市場としては縮小の道を辿っていて、これは止めることができません。
逆に葬儀業界などは、老人社会という事もあってかどんどん増えてきていますが、葬儀後に仏壇を買う層が減っているという事でもあります。
そうなると企業は一層経営努力や改善を試みていかなければなりません。
老舗の悪い点の1つとして、新しい事にチャレンジしない・出来ないというところがあります。
老舗はネット対応や新しい事にもチャレンジしているかを見る
老舗は老舗ならではの良さがありますが、それでも生き残っていく企業というのは、市場に合わせて適応していく力があるところです。
例えば、モダン仏壇が最近では主流になってきています。
これは今の人達のライフスタイルが欧米化して変わってきている事が挙げられます。
この時、モダン仏壇は邪道だ!あんなのは違う!という経営判断をした企業は、今のきなみしんどくなって、結局、後になってモダン仏壇を取り扱うようになり時既に遅し…という企業がいくつもあります。
一方、老舗でもユーザーの動向などをしっかり見て、モダン仏壇と伝統型の唐木仏壇を取り揃えていた企業は今でも元気に経営しています。
同じく今ではネット無くして人々の生活は成り立たなくなってきています。
メリット・デメリット色々ありますが、ネットで調べた時に、出てこない、販売されていないでは将来性があまりありません。
そういった、新しい変化にもしっかりと対応できる老舗は強いですし、逆に老舗にこだわりすぎてしまうと、時代に置いていかれてしまい、結果として潰れてしまう事になりかねません。
新規店舗は経営母体の体力もしっかり判断する
老舗と対極にある新規店舗や新会社は、老舗などのブランドやしがらみがありません。
そのため、新しい事に貪欲に取り組みますし、ユーザー動向などを素早くキャッチしてそれに合わせてすぐ対応できる強みがあります。
実際、今の仏壇業界で、ネットに力を入れたりモダン仏壇に力を入れているところは、古くからの老舗企業よりも新しくできてきた企業の方が多い傾向にあります。
新規は数年後もちゃんとあるかを判断に
新規店舗の怖さは、そこがちゃんと売れて経営が軌道に乗るかどうかという不安があるという点です。
他社の経営や売上などは外部からは株式公開していない限りは分かりません。
そのため、新しくできた店舗や仏壇販売の会社が、きちんと黒字で経営できているのか、潰れないかというのは外部からはわかりません。
せっかく新しく安く良い店舗やネットショップができても、すぐ潰れてしまうようでは意味がありません。
そういう意味で、おすすめは新興企業の場合は、少なくとも数年間は営業している、経営しているというところを見るようにしましょう。
http://tech-unlimited.com/whois.html
例えば、ここにドメイン名を入れると、(当サイトの場合ですと、「butsudannavi.com」と入れます)そのドメインがいつから運営しているかが分かります。
運営開始してから、ある程度の年数が経っている店舗であれば、割と体力は付いていると判断しても良いと言えます。
逆にまだオープンして数ヶ月という場合は、少し様子を見た方が良いかもしれません。
仏壇は買った後の事も考えておかないといけない
仏壇は買って終わりというわけではありません。
長く長く、場合によっては世代を超えても使い続けていくものになります。
そのため、3年や5年といった期間ではなく、10年、20年、場合によってはそれ以上という長さになります。
そのためには、サポートや何かあった時に相談できたり、追加で仏具を揃えたり買い換えたりといった事ができる店舗でないといけません。
老舗企業でも新興企業でも、ここで買って、将来もあるかというのは意外な盲点ですが非常に大切です。
老舗なら適応力が高いかどうか、新興企業なら、ある程度は長く運営できているかを見る事で、1つの指標とする事ができます。
ぜひ参考にしてみてください。
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