お仏壇の天井の造りやライトについて
ライトの種類や付いてない場合の取り付け方も
お仏壇を買おうと思った時に多くの人が気にする箇所などは数多くありますが、あまり気にしていないにもかかわらず、後でしまった…と後悔してしまう1つがお仏壇のライトです。
探している時は、やはりサイズや価格、デザインに木の種類などなど大きなくくりでお仏壇を見てしまいますから、ライトを見るという方はあまり多くありません。
実際、ライトが付いていても、付いてるのね~くらいで終わります。
しかしながら、いざ実際に家にお仏壇を置き、日々のお参りという時になって、ライトがない!どうしよう!と相談する方が一定数いらっしゃいます。
また、同じようにこのお仏壇にはライトが付いてないからなんとかできないか?といった相談も多くあります。
今回は、そんな方向けにお仏壇のライトについてまとめてみました。
ライトは全てのお仏壇に付いているわけではない
そもそも、お仏壇にライトが供え付きになりだしたのは最近です。
というのも、モダン仏壇になってからお仏壇の天井にを作らなくなり、ライトが付くようになっています。
実際に、金仏壇や唐木仏壇などは天井は宮殿を作り、お寺の本堂を表すといった仕様になっている事も多く、金仏壇にライトが備わることはあまりありません。
一方で、最近人気でもあるモダン仏壇は天井はシンプルに仕上がっており、ライトを付けるというのが一般的な流れになっているようです。
最近では従来の伝統型仏壇に備え付けのものも出てきている
昔にはあまり無かったライトも、今はモダン仏壇の多くに備えつけられているという事もあり、唐木仏壇などをお探しの方でもライトは付いてないの?という質問を多くされる方が増えてきました。
そういった事もあってか、今では一部の唐木仏壇などでは、天井にライトを備えつけられる仕様で造られているものも出てきています。
モダン仏壇でも小さいサイズは付いていない事が多い
お仏壇にライトを付けようと思うと、それなりなサイズが必要になります。
また、どうしても光源をそれなりに必要とする場合は、電気も必要になるため、ライト+電源を付ける必要があります。
そのため、マンション用やワンルーム用などの小型仏壇では、サイズの問題もあってライトが付いていないという場合が多いです。
目安としては、モダン仏壇でも16号未満のサイズにはあまり付いていない事が多く、16号以上のモダン仏壇で備え付けがされているものが多いです。
お仏壇のライトの種類は大きく分けて2種類
そもそも、今のお仏壇にライトが付いている場合は大きくわけて2種類あります。
- 従来のダウンライト
- エコなLEDライト
どちらが良いというのはありません。
ダウンライト式の方が、光の光源としては強い傾向がありますし、LEDライトの方が寿命が長く電気代も安いという傾向があります。
しかしながら、正直なところお仏壇に付けるライトになるため、そこまで光の強さや電気代を気にするほどのものでもないかなとは管理人的に思っています。
気にするポイントとしては、ライトの付けられ方が、とりあえず付けました的な変な位置でない、他のお仏壇と比べてみても遜色ないライトであれば、そこまで気にする必要はないかと思います。
最近は簡易的に電気を使わない電池式の取り付け型ライトも
モダン仏壇には備え付けられているものが多いですが、金仏壇・唐木仏壇など従来のお仏壇には天井の造りもありまだまだ備え付けられていないものがほとんどです。
また、先ほども書いたように小型系のお仏壇では、サイズの問題もあってかどうしても付ける事が難しいといった場合があります。
そういった時の解決法として、簡易的なライトを天井に自分で付けるという方法があります。
今ではホームセンターなどでもお仏壇が販売されており、そういったところでは一緒に簡易的な電池式のライトも販売されています。
そういったライトは取り付けには両面テープと電池式という事もあり、小型のお仏壇でも取り付けやすくなっていますし、唐木仏壇などの天井も空いたスペースに取り付けるといった事が可能になっています。
後付けライトを付ける場合は、ライトの光源の色などに注意
後付けで自分で付けるタイプのライトの場合、注意するのが光の色です。
お仏壇に備え付けられるライトの色は、基本的に淡い光でなければなりません。
あまりに白く強い光の色などは避けましょう。
イメージとしては、リビングなどに付いている電球の白ではなく、寝室などの豆電球などにしたときの色のオレンジ色に近い電球色を選ぶようにしましょう。
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