お仏壇を買った後には「開眼供養」の法要が必要。
開眼供養の基本と準備や場所、当日の服装や流れについて

  • 2016.06.27
  • 2020.04.06

仏壇 仏事などの解説

お仏壇で間違えやすい1つに家具のように買って置いて終わりと考えてしまうことです。
実はお仏壇の場合、新しく購入したあとにはそのまま設置して家具のように使うという事は基本的にありません。

新しく購入したり、買い換えをした際など、新しくお仏壇を家に迎え入れる際には、お仏壇が安置されご本尊に命を吹き込む儀式として、「開眼供養(かいげんくよう)」と呼ばれる法要がが必要になります。

開眼供養という呼び名が一般的ではありますが、宗派によっては別の呼ばれ方をする事もありますが、基本的に意図するところは同じです。
(この記事ではその言葉特有の解説でない限りは、開眼供養として表記を統一しています。)

とはいえ、お仏壇を買った後に法要が必要なんて知らなかった…という声も多く、開眼供養って何の事?という方がほとんどだと思います。
今回は、そんな仏壇を買った後のやる開眼供養について、そもそもどういう法要で、何のためにするのかの基本から準備や流れなども解説していきます。

この記事の目次

開眼供養の基本をおさらいしておく

それでは、お仏壇を買った後に必要となる開眼供養について見ておきましょう。

そもそもの開眼供養の開眼とは、眼を開くとなるのですが、これは仏像を作る際に最後に眼を描くことが由来とされています。
また、開眼供養の別の呼び名でもある「性根入れ」は、根本の心構え。しっかりとした心の持ち方という意味をもち、故人の心を入れるとされています。

その他、魂入れなどのように呼ばれる事もありますが、開眼供養とは、簡単に一言で表すのであれば、お仏壇に祀る御本尊に眼を描き魂を宿らせることで、礼拝の対象とするということになります。

大前提として購入店で説明があります

一般的に、そもそものお話にはなりますがお仏壇を買ったお店で事前に説明を受けるものになります。
もちろん、販売店が説明をしなければならないといった義務はないため、しないお店もあるかもしれませんが、一般的には説明をするはずです。

お仏壇は買ってその日に持って帰るというよりは後日にお届けというパターンが多いです。
その配送日などの時に、開眼供養などはいつですか?どうされますか?といった会話になったり、そもそもお仏壇を買った後は開眼供養の法要が必要ですよといった説明が入るのが一般的です。

しかしながら、イベント時や大セール時などの繁忙期、ネットショップなど店員と話をせずに購入する場合などは、説明を受ける機会もないかもしれませんので注意しておきましょう。

実はお仏壇そのものではなく、御本尊に対して行われる

これは多くの方が勘違いされるのですが、開眼供養の法要・儀式自体は、お仏壇に対して行われるものではないのです。

先ほどの開眼というのが、仏像の眼を描くことからきているというのでわかった方もいるかもしれませんが、実はこの開眼供養の法要はお仏壇そのものに行うのではなく、お仏壇に安置する御本尊に対して行われるものになります。

お仏壇は、ご本尊が無ければただ普通の壇でしかありません。
そのため、ただの壇であるお仏壇に、眼を開く開眼儀式をするというのは変になります。

そもそもお仏壇というのは、目的としては「家の中にお寺を設置する」ためにあります。
本来のお寺であれば、本堂にはお寺を護るために立派なご本尊が法の眼を開いて鎮座されています。

新しくお仏壇を設置する際に、家の中のお寺として安置されるご本尊様を祀ります。
そして、開眼供養とは、その御本尊にたいし、お家や御家族・御先祖様を護るために眼をお開き鎮座ください。と行う儀式なのです。

浄土真宗とそれ以外の宗派で少し異なる

最初にも記載したのですが、この開眼供養というのは実は宗派によって呼び名が異なります。
大筋、下記のような呼ばれ方をしています。

  • 開眼開き
  • お性根入れ
  • 御魂入れ
  • 精入れ
  • 入仏式
  • 御移徙

中でも、浄土真宗だけは少し開眼供養において他の宗派とは異なります。
そもそも、浄土真宗においてはお仏壇やお墓など、魂が宿るといった考えは持っていません。

そのため、開眼とする供養ではなく、浄土真宗 本願寺派など西本願寺派では「入仏式」や「入仏法要」と呼び、真宗 大谷派など東本願寺はでは「御移徙(おわたまし)」と呼ばれる法要を執り行います。

開眼供養の法要はお仏壇購入時以外にも行われる

お仏壇を買った後に必要となる開眼供養ですが、実はこの法要はお仏壇を買った時だけに行うものではありません。

49日の法要で、仮位牌から本位牌へ変える際に、位牌に対しても開眼供養の法要が執り行われますし、新しくお墓を建てたりする際にも同じように法要が執り行われます。

開眼供養の法要はいつ、どこで行うのか

開眼供養の法要は、特にいつという決まりはありません。
日時に決まりはないものの、縁起を担ぎたいという方は多いです。

基本的に六曜は関係がないとされてはいますが、気になる場合、下記の日程を避けておくと良いでしょう。

  • 仏滅の日
  • 赤口の日
  • 先勝の日の午後
  • 先負の日の午前

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また、法要を行う場所としては、位牌などの場合はお寺などでも行う事はできますが、お仏壇の御本尊への法要の場合は安置する場所にてお坊さんに来て貰って行います。

そのため、よくある勘違いの1つとして、仏壇店などで依頼してもやってくれなかったという声を聞きますが、そもそも論として仏壇店にて開眼供養を行うことはできませんので注意しましょう。

実は開眼供養は慶事

なんとなく一般社会においてお仏壇を含めた仏事というのは、あまり祝い事というイメージはないかも知れません。
これらは葬儀など、人の死などと関連があるからそういったイメージを抱きやすくなっています。

この開眼供養についても、供養という文字からか不幸事などを連想するかたもいらっしゃいます。
しかしながら、開眼供養においては、上記のようにお仏壇に安置する御本尊に眼を入れるということで、「慶事」に当たるのです。

そのため、後述しますが開眼供養の際の服装や諸々など、基本的には祝いのマナーとして対応する必要があります。

開眼供養とその他の法要を同時に行う場合は要注意

開眼供養自体は慶事となり祝い事になります。
しかしながら、多くの場合、お仏壇の開眼供養を執り行う際には、その他の法要と合わせて行うことが多くなっています。

特にお仏壇の場合は、四十九日法要や一回忌に合わせて行うことが多く、これらの法要は慶事では無く弔事に当たります。
開眼供養だけを執り行うのか、その他の法要と合わせて行うのかでマナーや服装なども変わるため注意しましょう。

行う日程に特に決まりはないが早めに行う

開眼供養について、いついつに行わなければいけないといった決まりは特にありません。
そのため、極論を言えば買った後いつに行っても自由と言えます。

しかしながら、特に決まった日時はありませんが、そもそも開眼供養をしなければお仏壇はただの壇でしかありませんので、なるべく早く行うに越した事はありません。

多くの場合、四十九日の法要に位牌の開眼供養か、一周忌の法要と合わせて行う事が多いです。
これはお仏壇を買うタイミングがその時期が多いからというのも理由の1つかと思われます。

開眼供養で必要となるもの、準備しておくもの

開眼供養を行う場合、当日にはお坊さんに来て貰い法要を執り行ってもらう必要があります。
基本的には、当日はお坊さんが進めてくれますが、その当日までに必要となるものを予め揃えておく必要があります。

ロウソクは慶事のため朱のロウソクを

一般的なお参りの際には白のロウソクが使われますが、開眼供養は先ほども述べたように慶事でおめでたい行事になります。
そして、慶事などおめでたい行事の際には、白のロウソクではなく、「朱のロウソク」を使う事になりますので、用意しておくようにしましょう。

用意しておきたいお供え物

また、おめでたい儀式となりますので、お供え物としてはそれに合わせた下記のようなものを揃えておくのが一般的です。

  • お餅
  • お赤飯
  • 乾燥昆布やわかめなど「海の幸」
  • 乾燥椎茸など茸類や栗など「山の幸」
  • 野菜や果物などの「里の幸」

お仏壇のサイズなどによっては高月など、お供え物を載せる仏具がない場合もありますので、そのあたりは事前にお坊さんなどに相談したり聞いてみたりして、臨機応変に対処するようにしましょう。

当日までに事前に決めたり準備しておくこと

また、モノだけでなく、開眼供養にあたっては色々な細かな事前準備や周りへのヒアリングなども出てきます。

  • 僧侶・お坊さんへの依頼と、日時の相談
  • 招待する人の選別と連絡・出欠の確認
  • 当日の法要後の会食の手配
  • 来てくれた人への引き出物の準備と手配
  • お坊さんに渡すお布施の準備

開眼供養だけを行う場合は、家族だけで行うことも多い

上記のように、事前準備は必要になりますが、これは開眼供養だけを行うのか、その他の法要と合わせて行うかによって変わってきます。

多くの場合は仏壇を買うタイミングが四十九日や一回忌の法要に合わせて買うという方が多く、開眼供養もそれらの法要と合わせる事が多くなるため、その場合は上記のように参列者などが多く来ます。

しかしながら、お仏壇の買い換えであったり、他の法要と重ならないタイミングでの開眼供養の執り行いの場合は、人を招いたりすることなく、家族だけで行うという事も珍しくありません。

その場合は、参列者への連絡や出欠の確認、会食や引き出物などの準備も必要なく、お坊さんへの依頼と当日のお布施の準備をすれば問題ありません。

開眼供養の法要当日の主な準備と流れ

実際の主な準備するものや流れを解説してみたいと思いますが、厳密に言えばこの流れなどはそれぞれの宗派によって異なる部分がでてきます。
あくまでも下記に説明する部分は代表的な流れとなり、細部は宗派やお寺の方針などで変わる事もありますので、予めご了承ください。

当日の準備と段取り

当日、法要を執り行うにあたって、準備しておくものになります。

  1. 仏具の仏器に当日炊いたご飯を盛る
  2. 花立にお花を御供えする(花立が1つなら1つ、花立が2つなら2つ)
  3. 朱色のロウソクを用意し、火立に立てる
  4. お仏膳に料理をそれぞれ御供えし、お箸は仏壇を向くように置く
  5. 高月や供物台に果物やお菓子を御供えする

実際には各宗派によって行う事や準備も異なりますので、菩提寺・お坊さんなどと相談し日程を取り決めた上で行っていくようにしましょう。

当日の法要の主な流れ

当日の流れとしては下記のようになります。
実際にはそれほど何かをするという事はなく、お坊さんがきて読経をして終わります。

  1. 招待客をお迎えします
  2. お坊さん・僧侶をお迎えします
  3. お坊さんにお茶を出して、談笑します
  4. 読経をし開眼供養を行います
  5. 参列者による焼香を行います
  6. 席を移動して、会食をし終了

特に招待などせずに、家族だけで行う場合は、お坊さんをお迎えし、読経してもらい、お布施をお渡しすれば法要は完了となります。

他の法要(弔事)と一緒に執り行う場合

開眼供養はそれだけで行う場合は、特に注意しておくことはありません。
しかしながら、四十九日法要など他の弔事と一緒に執り行う場合には、開眼供養=慶事、四十九日法要=弔事となるため注意が必要になります。

順番としては、まず開眼供養から行います。
開眼供養が終わり次第、他の法要を執り行う流れになります。

開眼供養は慶事のため、ロウソクなどは朱のロウソクを使いますし、御供え物なども異なります。
終わり次第、ロウソクは朱から白に変えて、御供え物なども取り下げる必要があります。

また、一緒に執り行う場合、お坊さんの袈裟も開眼供養の際は慶事用の袈裟、四十九日などの法要の際には弔事用の袈裟と変える必要があります。
そのため、同時に行う場合などは、お坊さんが着替えるための部屋や場所などを用意しておくようにしましょう。

開眼供養の服装や持ち物について

当日の服装については、何度も述べてきているように、開眼供養は慶事にあたりお祝い毎になります。
そのため、そこまで厳格に服装が決まっているというものではありません。

結局のところ喪服や礼服を着る方も多いですが、黒のスーツやワンピース、グレーの服装など派手すぎない服装でなければ特に問題となることはありません。
ただし、ネクタイなどを着用する場合は、慶事用のため「白」のネクタイを着用しましょう。

他の法要と合わせて執り行う場合

他の四十九日の法要などと開眼供養を合わせて行う場合、開眼供養=慶事、四十九日法要=弔事となるため服装には少し注意が必要です。

法要を執り行う順番としては、まず開眼供養が執り行われます。
そのため、まずは礼服と白のネクタイなどを着用して出席し、開眼供養の法要を執り行います。

終わり次第、次の法要に移るまでに小休憩などが挟まれる事が多いため、その間にネクタイを祝い用の白から弔事用の黒ネクタイに変えましょう。
この小休止中に、お坊さんも袈裟などを慶事用から弔事用へと着替えることが多いです。

この小休止が仮にない場合は、着替えるタイミングがないため、その後に執り行う法要に合わせておきましょう。
開眼供養の後に四十九日法要が行われるといった場合で、小休止が無ければ、最初から黒のネクタイで参列するようにします。

他の法要と合わせて行われる場合は、どういうスケジュールになるのかも確認して周知しておくようにしましょう。

数珠はひとりずつ用意しておく

持ち物としては、慶事ですが数珠が必要になります。
ひとりに対して1つ数珠は必要になりますので、事前に用意しておきましょう。

また、数珠は基本的には貸し借りなどをするものではなく、ご自身のものを付けるのがマナーになります。
子どもがいる家庭などの場合、子ども用のものもそれぞれ用意しておきましょう。

開眼供養でお坊さんに渡すお布施やお車代について

皆が頭を悩ませるのがこのお布施・お車代です。
お気持ちとはいえ、安すぎても困るし、高すぎても困ると多くの方が悩み質問をしています。

とはいえ、今のネット社会ではお布施=お気持ちと言いつつも、ある程度の目安金額が明文化されています。

お布施の金額と表書きなど基本マナー

開眼供養はそれだけで行う事もあれば、他の法要と合わせて行うこともあります。
それらによって、お布施の金額もそうですが、表書きやお渡しするマナー・ルールが多少変わります。

表書きは黒で書き、自分の名前や住所、金額は裏側に記載しますが、中袋がある袋の場合は、中袋の裏側に記載します。

また、金額の記載には旧字を使うのが一般的で3万円なら参萬圓、5万円なら伍萬圓と書きます。

お札の入れる向きとしては、表書きがある側にお札の肖像画が向くようにし、左右の向きは、封筒の底側がお札の左側になる向きと言われています。
また、入れるお札は新札を入れるようにするのがマナーで、持っていない場合は銀行の窓口へ行く事で替えてもらえますので事前に準備しておきましょう。

とはいえ、このあたりは地域によっても細かなルールが違っていたり、風習や習わしがある場合もありますので、事前に菩提寺に確認しましょう。

お布施の金額目安や表書きの文言や袋の選び方

一般的には開眼供養の法要でお渡しするお布施は、その他の年忌法要などと同じくらいと言われていて「3~5万円」が相場と言われています。
ただ地域や風習などでも変わるため、お仏壇の金額の1割というところもありますが、結果的に平均してだいたい数万円というところが多くなります。

表書きは「開眼供養御布施」もしくは単に「御布施」として、水引は紅白の結び切りで、熨斗を付ける場合は紅白の熨斗でつけなくても構いません。

金額3~5万円
表書き開眼供養御布施、御布施
紅白
水引紅白の結び切り、あわび結び

ただし、これは開眼供養だけを執り行う場合の目安になり、他の法要と合わせて行う場合は多少変わってきます。

その他の法要と合わせて行う場合の御布施

開眼供養を、その他の四十九日法要や一周忌法要と合わせて行う場合、少し変わってきます。
まず、他の法要と合わせて行う場合には、基本的には御布施自体も別々にお坊さんにお渡しするのがより丁寧とされています。

そのため、開眼供養の御布施は開眼供養の御布施として、一周忌の法要の御布施は一周忌の御布施としてお渡しします。
表書きもそれぞれ「開眼供養御布施」「三周忌御布施」として用意します。

もちろん、まとめて渡すのが駄目という事ではないため、その場合は表書きは「御布施」と書いて不祝儀袋か白の無地の封筒などに包んでお渡ししましょう。

ざっとまとめると、だいたい下記の表の通りになります。

金額1~2万円(他法要の半分くらいが目安)
表書き開眼供養御布施、御布施
紅白
水引紅白の結び切り、あわび結び

また、別々に渡すのではなく、開眼供養の法要分もその他の法要分も合わせて1つにする場合は下記のようになります。

金額合計5~10万円
表書き御布施
白無地封筒
水引無し

今はどのような場にも対応できるようにと、白無地の封筒に表書きで御布施として使われる事も多くなってきています。

お坊さんへのお車代や御膳料について

お坊さんにお渡しするものの代表が御布施ですが、それら以外に場合によってはこの「お車代」や「御膳料」もお渡しする場合はあります。

お車代

これはその名の通り、法要のために来て頂く際にお渡しします。
一般的には家の近くの菩提寺からきていただくため、そこからのタクシー料金を目安にしたものをお渡しします。

近場であれば3,000円~5,000円、少し離れた距離の場合は5,000円~10,000円を包みます。
白い封筒に入れ、御車代を記載してお渡しします。

御膳料

開眼供養の法要の後には会食が行われるのが一般的です。
しかしながら、お坊さんは忙しい事が多く、他の法要が入っていたりするため会食に出られない時があります。

そういった場合にお渡しするのが「御膳料」になり、お食事代の代わりとしてお渡しします。
5,000円~10,000円をお包みして白い封筒に入れ、「御膳料」と記載してお渡しします。

開眼供養を依頼するようなお寺がない時は派遣サービスを使う

今の時代、お寺との付き合いというのは都心を中心に少なくなりつつあります。
檀家という言葉がありますが、聞いた事はあるけれど、意味は知らないという若い方も多くいます。

そのため、いざお仏壇を買ったりしたけど、開眼供養を依頼するにはどこのお寺やお坊さんに依頼すれば良いの?というのが昨今では増えてきています。

先ほどにも書いたように、仏壇店で仏壇を買ったとしても、そこで開眼供養を依頼する事はできません。
もしかしたら、ひいきにしているお寺などがあれば紹介してくれる可能性はありますが、仏壇店で依頼できる可能性は非常に低いです。

そのため、最近では決まったお寺がないといった家庭向けに、近くのお寺からお坊さんが派遣されるサービスが多く開始されています。

派遣サービスならではの定額料金で事前にわかる

この手のお坊さんに来て貰うサービスは、今非常に多く増えています。
葬儀などを見積もってくれる企業が、そのまま法要なども行えるようにと展開しているため、基本は「宗派」「場所」を問わず全国・全宗派対応してくれます。

特に一番のメリットは、なんといっても料金が定額で事前にわかる点です。
御布施などのように「お気持ち」といったり、お車代などのように料金がぼかされたりする点が、全部込みで●●円と決まっています。

そして、良いか悪いかは別として、総じて料金が割安です。
法要代、御布施、お車代、御膳代など全部含めて、3万円~5万円ほどが主流で、下記のお坊さん便であれば、全部込みで35,000円で依頼できますので、
法要の僧侶手配サービス【お坊さん便】

今の時代は菩提寺など決まったお寺が無い、交流がないという人も増えています。
自宅まで来てくれて開眼供養も行ってくれるサービスで、宗派毎にしっかり対応しているので安心です。

まとめ

お仏壇は買って終わりではなく買った後に行う開眼供養が必要になります。
とはいえ、そもそもお仏壇を買うという機会が滅多にないので、知らないという方の方が圧倒的に多いです。

とはいえ、お仏壇を含めた諸々が昔ほど厳格ではなくなりつつある昨今ですので、基本をおさえておき後はお坊さんなどと相談して進めていくのが今の流れになっています。

とはいえ、準備すべきことや知っておくべき事など、服装からマナーなどについてもありますから、しっかりとおさえておきましょう。

また、現代では核家族が主流となり僧侶やお寺、お坊さんとの付き合い自体がないという家庭も増えてきています。
そういった時にお仏壇を引き継いだり買ったりした場合、開眼供養の法要を依頼できるサービスを検討してみましょう。

お仏壇を買って安置しただけでは、まだ意味がありませんから、しっかりと忘れずに法要を執り行うようにしましょう。

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  • 公開日:2016.06.27
  • 更新日:2020.04.06

カテゴリ:仏壇, 仏事などの解説

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